父の還暦祝いをしたのときの事を思い出しました。
そして家族で毛糸のカーディガンを、父にプレゼントしたのです。
その時私は、人生の折り返しの地点と、父の事をお年寄りに感じたものでした。家族皆で、和食やさんでのお祝いパーティーをしたのです。
84才まで生きてくれたのですが、そのあとの喜寿のお祝いなどもしてあげるべきだったと今、悔やんでいます。
現在まだまだ子供の様な私も、還暦をすぎたのです。私などは、父の存在などにはかないません。
家族を養う為の仕事面、趣味の英会話、日曜大工面、木々や五月造りなどです。多趣味で身体を動かす事がとても好きな父でした。
もっと認知症の父に対して、上手な対応をしてあげていたら、長生きしていたかも知れませんとも思うのです。
88才の米寿のお祝いで、プレゼントも渡す事ができたのにとも思うのです。
でも還暦のお祝いをしてあげた事は良かったと思います。
物を大切にします父で人から物をもらっても、包装紙をすぐに取り除き、頂いたものを見るような人ではなかったのです。
それほどに頂いたものを大事にしたり、家の中の物を大切にする人でした。でも父の贅沢と言えば、自分の大工道具を沢山購入していた事なのです。